音楽出版社を訪ねてみる

同じタイルヤードの中にある、音楽出版社。こちらにも伺う機会に恵まれた。
きっかけは日本の出版社からの紹介で、日本へもイギリス人を含む外国人作家が沢山楽曲提供しているということで、紹介をしていただき、話を聞きに行った。
こちらは(弁護士と違って)気さくでオープンなおじさんが迎えてくれた。
事務所のミーティングルームのテーブルにつき、まず目についたのは、EXILEのCD。日本で流行の音楽も、フタを開けてみれば外国作家による作品がゴロゴロ。
知っていた情報ではあるが、イギリスの音楽業界を模索するぞ!と思って来た場所でこのように目の当たりにすると、なんだか拍子抜けしてしまう。
と同時に、日本の音楽シーンが世界でも注目されていることも意識するようになる。
もちろん興味深い話も沢山聞けて、流行の音楽が作られて行く過程も知る事ができた。
ダンスミュージックがまだまだ全盛期のイギリス、ヨーロッパでは、トラックメーカー(プロデューサー)が大量にトラックを作り、これらを何十人ものトップライン(メロディー)を作る作家たちにばらまく。
最近のトラックは4つのコードが繰り返されるような単純なものだが、ここでまた『ムード』がポイントになってくる。これに合ったメロディーを作り作家達は『応募』するわけだが、まさにそれは宝くじの券を買うようなものだ。
応募するのはタダだが、同時に採用されない限りお金にはならない。いつ当たるかと宝くじを買い続けることが、若手作家たちが通らなければならない道だという。
今回の訪問は、音楽業界の『工場見学』をさせてもらう貴重な機会になった。

08520017

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