イギリス音楽業界の宣伝/媒体の仕組み Part2

ネットでMusic PR UKと検索すると、様々な会社が出て来る。長年大物を手がけている大手もあれば、手がけるアーティストリストにこだわった独自のブランドを掲げる会社もある。£〇〇○でこのプロモーションパッケージ!という商売っ気丸出しのところまで見かける。
彼らの実際の業務内容はレーベルの宣伝担当と同じだが、小さなインディーレーベルが多いイギリスではほとんどレーベルから業務委託をされていることが多い。彼らはオンラインや紙媒体のパブリケーションを担当する。ラジオへのアプローチもする所もあるが、それはまたラジオ宣伝専用のpluggerという人たちに委託することの方が多いようだ。彼らはラジオ局やDJとのパイプを持ち、レーベル→PR会社→と経由して楽曲をラジオオンエアへと持って行く。
こちらで勝負するためにはラジオ局を味方にするのが一番強いそうだ。局の種類も、BBC1はナウでヤングなヒット曲、BBC2は中高年向けのコンサバな音楽、BBC6は玄人音楽ファン向けのワールドミュージックやSufjan Stevens系、という風に番組単位ではなくラジオ局単位でリスナー層が分かれている。マーヴィンゲイなどの大人っぽいムーディーな曲ばかりをかけるSmoothFM, アラサー世代が思わず口ずさみたくなるTLCなどの曲ばかりかけるKisstory(インターネットラジオ)などもある。
ここまで知るとますます実感するのが、〇〇系というジャンルをはっきりすることが大事だということ。

他に聴いた事がないような斬新な楽曲を作ろう、とデモを作り続けてきた。
面白い曲が沢山出来て、それらのデモを聴いた人たちの反応も良いが、みんな口を揃えていうのが『ジャンルに当てはめるのが難しい』ということだ。
それからというもの、作る音楽のジャンルも意識するようになった。
こうやって宣伝の仕組みを知る事も、音楽活動の軸になる曲づくりにおいて大事なことだ。

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