イギリスで初めてのボイストレーニング

イギリスでの習い事シリーズ。

歌手というものを12年間やってきた中で、実は一度もボイトレというものを受けた事がない。

ボイトレをすると自分の歌い方の個性が失われてしまうとデビュー当時から言われてきたからだ。

イギリスでの目標はアーティストとして成長する事、が一番。それに関わることなら何でも試してみたいと思っているので、ここで初めてのボイトレを受けてみる事にした。

ボイトレの先生は、日本の劇団四季、ニューヨーク、ロンドンと、クラシックからニュージカルまで幅広く学び経験を積んで来られた日本人のIさん。

レッスンでは、今までの自分の歌への考えが覆される発想を学ぶ事ができた。

今まで自分の身体を楽器として考えたことはあまりなかったが、つい肩で呼吸してしまっている癖、高音になると喉に意識が言ってしまう癖など、沢山の改善できるところに気付くことができた。

喉はあくまでも通気口で、お腹のまわりを膨らませるようにして声を出していくレッスン。

お腹に風船に空気を入れるように、だんだんストレッチさせていくと、体全体の酸素の循環も良くなって爽快な感覚だ。何度かのレッスンで、今迄出せなかったキーも喉を意識せずに出るようになった。

むしろ意識しなければしないほど良い声が出るというのが不思議だ。

パフォーマンスレッスンと同様、このレッスンも、全く違う歌い方を身につけるのではなく、自分の声の個性の最大の力強さを引き出すこと、そして喉への負担を最小限にすることが大事だということが、大変参考になった。

もっと早く知っておけば良かった!というほど目からウロコのレッスンだった。

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