ミュージックビデオ制作 Part1~SIGN~

今やミュージックビデオはSNSでの宣伝方法として、アーティスト写真などよりも重用視されている。

今回初めてイギリスで制作したミュージックビデオの曲は、SIGNというエキセントリックな曲。

夜中の2時に夢の中で出てきた曲で、ぬくっと起きてその時に瞑想状態で書き上げた。

歌詞の意味合いも無意識で作ったものなので、後になって『こういうメッセージだったのか?』と自分でも驚きだった、ユニークな一曲だ。

通常ミュージックビデオの撮影は、コンセプトの打ち合わせから始まり、カメラマンやスタッフの手配、具体的なスケジュール、ロケハン、撮影と過程がある。

独立してからは全ての過程を自分で管理しているが、イギリスでの撮影となると更にそのDIY感の工夫が大事になってくる。

まずはクリエイターと繋がることから始まる。

美大時代の友達に、ロンドンの映像カメラマンを紹介してもらった。

彼は卒業後シネマトグラフィーの勉強を大学院で続け、映像カメラマンとしてBBCや企業の仕事をこなしているという。

ただ、プロダクション会社ではないので、編集などはできないという。

この時期ちょうどPremier Pro(映像編集ソフト)の使い方を学び始めていたので、編集は自分でやることにして、このカメラマンB氏に撮影を依頼する事にした。

撮影場所は、前から気になっていたHackney Wickのグラフィティーアートが多く見られるエリア。見方次第で様々なメッセージが潜むグラフィティーアートが、この曲のコンセプトと繋がった。

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Hackneyは、私が10年前留学していた頃は、犯罪が多発する危険なエリアで、そのため家賃も安く沢山の若者やアーティストが住むようになった。

そのおかげで10年も経てば治安も改善され、そのかわりにヒップでトレンディなアート、カルチャースポットとして、今では日本で言う吉祥寺的な存在になっている。

ロケハンも自分で行い、撮影ポイントを決めて絵コンテを描いていく。

スタッフはカメラマン、そしてアシスタントさん、ワーホリでロンドンに来ている日本人のヘアメイクの方の3人で決行された。

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ここで、カメラマンとアシスタントさんの他にもう一人スタッフがいることが大事になってくる。

使用機材は高価なものばかりなので、特にハックニーでは、荷物の見張り番も必要になってくるのだ。

そんなDIYな撮影も、念入りなロケハンのおかげでスケジュール通りに無事終えることができて、編集作業も自分で楽しんで行うことができた。

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