MV制作 Part2~Business Trips~

このMVは、シンガポールで行った。撮影時はまだシンガポールに住んでいたので、現地のクリエイターとのコラボの機会を探していたのだ。

ちょうどそんなときに、現地の名門美大、ラサールの映像科の卒業制作の発表会に行く機会があり、そこで観た作品たちのクオリティの高さに驚いた。

この学校は、イギリスのThe Puttman Schoolという映像学校と提携を結んでいるため、イギリスが誇る高い映像科教育の恩恵も受けている。

そのとき見た作品では、エリート志向のシンガポールの中での社会的弱者やアンダーグラウンドな世界をテーマにしたドキュメンタリーが印象的で、

どれもコンセプトが面白く、シネマトグラフフィーもプロフェッショナル顔負けのクオリティーだった。

ラサールの先生に紹介していただき、最近卒業してプロダクションを設立したTanglin Filmsに制作を依頼した。

彼らは現役の学生からの信頼もあつく、ボランティアを募ると15人近くの学生さんたちが協力してくれて、大学にある撮影スタジオに、3日間ほぼ徹夜でベニヤ板やダンボールで大掛かりなステージセットを作ってくれた。

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プロのプロダクション会社でもこの手際の良さには敵わないのではないだろうか、とういぐらい頼もしい学生さんたち。風格もこの通り!

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日本でも10本以上ミュージックビデオの撮影現場を目の当たりにしてきたが、こんなに活気のある現場は初めてだった。

そして黙々と作業していた学生さんの一人が、撮影終了後に、私の音楽をずっと聴いていてくれたと話してくれて、サインを求めてくれたのが嬉しかった。

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この撮影中は、普段関わる事がなかった現地の学生さんたちとの貴重な交流の機会にもなった。

完成した作品のクオリティーも素晴らしいものだった。

日本からシンガポールへ、そこで出会った人たちのアイディアと力で、海を渡ってイギリスで発表できる作品になったことに感激だ。

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