The End of the Peter Pan Syndrome

 

(English follows)

マイケルジャクソンがそうだったように、アーティストはみんなピーターパンなのではないか?

念のため調べて見ると、ピーターパン症候群とは、ポピュラー心理学における、社会的に未熟な大人のこと。80年代に書かれたとある心理学者の本では、これらの「ピーターパン」との恋愛に走ってしまう女性に、彼らとのうまい付き合い方をアドバイスしている。ミュージシャンとの恋に翻弄される女性たちに、ぜひこの本を紹介したい。

とはいえ正直に言えば、ずっと自称アーティストということに関して、いつも社会との距離感が気になっていた。リアルにネバーランドが建てられるぐらい成功しない限りは、まとわりつく不安はなかなか拭えない。むしろマイケルジャクソンですら、不安に掻き立てられてネバーランドを作ってしまったのではないだろうか?

この歳になって、そろそろピータパン症候群を卒業しなくては、という発想に責められてきている。

『ピーターパン症候群』は正式な精神医学用語ではないということなので、ここで自分なりの分析をしてみたい。

子供の心

日常に遊び心を取り入れる子供の心を持った大人は「良い」意味でお子供の心の持ち主で、時にはルールを破ったり常識ハズレの行動を取るのも、それが周りの人をハッピーにできることなら素晴らしいことだ。それがどこのラインで「イタい」大人になってしまうのか?それは、その目的が独りよがりだったり、人への思いやりや敬意に欠ける行為だ。壊れたモノは直せるが、人の心は修復できない。また、まるで自分のおもちゃを独り占めしたい子供のように、物を共有できない人もオトナげないなと思ってしまう。

そう考えると、愛溢れる歌を歌ってコラボの楽しさを味わえるアーティストは、前者の「良い」子供の心の持ち主が多いのでは?むしろ音楽家自体が、分け隔てなく人々の心に手を伸ばす、子供心の唱道者なのではないだろうか。

ネバーランド

意外と厄介な存在。それは自分だけの空間かもしれないし、内輪の集団が集まる場所かもしれない。どちらにしても、心置きなく何かに没頭できる場所があるのは素晴らしいが、そこにとどまってしまうことは危険だ。だからこそ大事なのがティンカーベルの存在。

ティンクの魔法の粉

ウェンディーたちに空を飛ぶ魔法の粉を吹きかけるのがティンカーベル。アーティストをピーターパンに例えたとき、一番大事なのがこの魔法を吹きかける力だと思う。魔法が効くのは、『幸せなことを思い浮かべる』など本人たちの発想力にかかっているからだ。発信する側の力は、届ける相手の発想をいかに刺激できるか。そういう意味ではピーターパンよりもティンカーベルの方が、理想のアーティスト像なのかもしれない。

まとめ

ピーターパン症候群は卒業しなくてもよいのかもしれない。

子供心は大いに持つべき、ただし広い心で。

ネバーランドに引きこもらず、

一番のポイントは魔法をかける力

 

書きながらピーターパンなんて結構どうでもいいと思ってきてしまっている自分がいるが、近況報告で書いた通り、『待つ』期間には色々なことを考えてしまう。こんなことを考える暇もないぐらい、本業・イギリスの活動で忙しくなりたいものだ。

Michael Jackson was one, and at the end of the day, aren’t all artists Peter Pans?

Let’s review the term. According to Wikipedia, Peter Pan syndrome is the pop-psychology concept of an adult who is socially immature. In a book by Psychologist Dan Kiley, The Wendy Dilemma (1984), he advises women romantically involved with “Peter Pans” how to improve their relationships. I wish I had this book when I was hearing stories from my tormented friends who were dating musicians.

But to be honest, I’ve always felt somewhat socially inadequate calling myself an artist. Although I’m more than grateful to have been able to continue this since I was a teenager, I can’t help but to think that unless you are successful enough to make a real-life Neverland (like Micheal Jackson), this certain insecurity seems to grow as you get older. In fact, wasn’t that insecurity the very thing that made him build Neverland?

Being a child at heart is a wonderful thing, as long as you share and respect others. In that regards, artists are the advocates of such playfulness. But Neverland is a troublesome, dangerous place. that’s why the pixie dust is the key to connect to the outside world; thus, artists may aspire to be Tinker-Bells rather than Peter Pans.

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