要塞の町、ルクセンブルクに閉じ込められる

旦那の出張に便乗シリーズ、アジア、ヨーロッパと結構多くの国に行く機会に恵まれている。普段の旅行では計画しないような場所も。今回は特にマニアックな場所、ルクセンブルクを訪れた。神奈川県ほどの大きさというこの公国は、小さいながらもベルギー、フランス、ドイツに囲まれたコスモポリタンな場所。経済活動、産業も盛んで、ある意味ヨーロッパの中核といった部分もあるようだ。

今回楽しみにしていたのは、クリスマスマーケット。昨年ウィーンで過ごしたクリスマスでは、町中で展開されるマーケットを巡りホットワインで温まるのが至福の瞬間だった。ドイツを中心としたこのマーケットは、日本でいう夏祭り(の冬バージョン)のような季節の風物詩なのだろう。夏は夜10時ごろまでは明るいヨーロッパだが、冬は4時には真っ暗になってしまう。だからこそ、ライトアップされた賑やかなマーケットが人々の心に活気をもたらすのだろう。

滞在初日は旦那が一日仕事だったので、一人でNational Museum of Art and Historyへ

中世の宗教絵画から、ベルギーやオランダのレンブラントなどの作品、印象派から近代まで、程よい数のセンスのいいコレクション。お店に置いてあるもの全部欲しくなる系のセレクトショップに来たような感覚だった。驚いたことにこのミュージアム、地下5階まであり、紀元前まで遡った遺跡や発掘品まで展示してあり、予想外にボリュームたっぷり。

その後は、旦那と一緒だと呆れられるので、一人の時にここぞとばかりにショッピング。

翌日は町の歴史博物館に行き、その後クリスマスマーケット巡り。

ホットワインに蜂蜜のリキュールを入れたバージョンが最高。

長すぎる名前の食べ物(グロンペルキッシェルシェル)、玉葱とジャガイモを揚げたハッシュドポテトでした。日本人にはこれだけで夜ご飯十分なぐらい。

小さな町なので、3日間もいればすっかりお馴染みの通りを何度も通ることになり、さて帰ろうかと思った矢先 …

帰りの飛行機が欠航。

原因は雪で、ヨーロッパは慣れたもんで通常運行している中、イギリスでは大パニック。これがイギリス。夏の暑すぎる日でも、多めの雨が降っても、ちょっとでも『通常』から外れると交通機関が停止。この融通が利かない不便なところが、イギリスの最大の難点。。という事情を知り尽くしている私たちなので、速攻で別のホテルを探し、延長された滞在期間を楽しんだ。

そのおかげで行けたのがNotre Dame Cathedral 色々な教会を巡って来た中でも、とっても穏やかで優しい雰囲気が漂っていた。

古くから要塞の町として様々な戦争から身を守って来たルクセンブルク。その形跡と現代アートが融合する小高い丘にある、Mudam Luxembourg Modern Art Museumも訪れた。 ここで見たSu-Mei-Tseというルクセンブルク生まれのアーティストの作品がとても良かった。これもまたセンスの良いセレクトショップに来たかのようで、全部の作品がツボだったのだ。

延泊したホテルも当たりで、小さな民家を改装したブティックホテルだった。可愛らしくて心地よい。Hotel Maho Rive droite かなりオススメです!

ということで、予定していたフライトから2日後のお昼、やっとイギリスへ帰還。

要塞の町に文字通り閉じ込められたような経験だったが、こんな素敵な場所だったら閉じ込められても苦じゃない。むしろファンタジー溢れる素晴らしい滞在になった。

ちなみに最終日はルクセンブルクの回転寿司屋へ。味は最高にイマイチだったけど、雰囲気はお洒落なバーというかんじ。

 

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