海外を目指す人にオススメの英語勉強法

翻訳の勉強をしていてつくづく思うのは、言語はあくまでも記号であるということ。当たり前ながら、記号の裏側にある、何を伝えたいのか、どんな意味があるのか、という言語化できないコンセプトを掴むことが大事になってくる。

「海外を目指す」には大きく2つタイプがあると思う。
1つは、やりたいことを探すため。
2つめは、日本でやってきたことのステップアップとして。
どちらのタイプであれ、何かきっかけがあったはずだ。海外ドラマに憧れたり、洋楽が好きだったり、また日本でカメラマンや美容師をやっていたり。それらのパッションこそが、最高の英語の教材になる。
つまり、それらに関連した単語や英会話から勉強を始めること。例えば、シチュエーションのシミュレーションを作ってみて、ありうる会話文を作ってみるとか、自分の趣味や職業についての英文スピーチを作ってみるなど。また、日々の日記を英語で書くのも良い方法だ。「英語」だと思わず、あくまでも自分にとって大切なことを表現してみることが、”勉強”の堅苦しい壁を取り払う良い方法。

自分の場合、小学生の頃アメリカで2〜3年過ごし、帰国した1年後には英語力が半分以下に落ちていたことにショックを受けたことが、英語を独学で勉強し始めるきっかけになった。中学生の頃はティーンドラマや雑誌、洋楽が趣味になり、ドラマを観ながら知らない単語をメモしたりしていた。楽しみながら勉強していたが、その成果もあり高校生で英検1級に合格するまで英語力を上げることができた。ロンドンの大学に留学した当初は新たな壁にぶつかった。幼少期に馴染みのあったアメリカとは、文化が真逆のイギリス。コミュニケーションの取り方や基本的な生活に慣れるまでは、毎日のように日本の母に電話で愚痴っていたほどだ。
このように、言語は話せても海外生活の壁は沢山ある。それを乗り越えられる大きな力は、「やりたいことへの情熱」。

やりたいことを探すために海外に行きたいという方には、アメリカやオーストラリアなどをオススメする。逆にイギリスは、特定の分野を極めるには最高の環境。個人的に思うのは、三十代ぐらいでの渡英がちょうどいいということ。今のイギリス生活では、18歳の頃は分からなかった事への答えが、鮮明になってきている。

ちなみに、これは曲作りにも共通して言える。音楽もあくまでも記号で、何を表現したいのか、が一番大事。スタイルやサウンドにとらわれ過ぎると、大元にある大きなコンセプトを見失っていることもある。言語も音楽も、大事なのは核にある熱いもの。届け手の心そのものだ。

 

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