Sounds of Belgium

ベルギーへの週末旅行は、ブリュッセル、ゲント、ブルージュと3日で3つの街を巡った。夕方到着、いかにもベルギーなムール貝とベルギービールで乾杯。

翌日は市内のマグリット美術館を周り、その後中央駅から電車で40分、川沿いの美しい古都ゲントへ。 年に一度の大きな音楽フェス、ゲントフェスティバルが開催中で、今回は旦那さんの同僚のご友人のボートで川クルーズという贅沢なコース。初めて会う私たち夫婦に、現地のツアーガイド並みの丁寧なご案内とホスピタリティを提供していただき、心から感激。イギリス人の常識には驚かされる事が多々あるが、ヨーロッパの人たちはマナーと文化の意識が高く、日本人のおもてなし精神とも共通する気がする(またもやイギリスへの不満じみた事を…ダメダメ。笑)

リアルディズニーシー?というぐらいメルヘンすぎて現実感を忘れる中、街の明かりがつきはじめ、辺りはますます幻想的に。大きなステージもストリートも関係なく、地元の人達が赤ちゃんからご老人まで、夜中までフェスを満喫する。教会もフェス期間中はバーになる。我々は1時ぐらいになるとへとへとになっていたのだが、連れて行って下さった方々含め、全くお疲れの様子なし。体力の違いなのだろうか。。とにかく大盛り上がり。観光客が全然いなかったので(アジア人全然見かけず)、地元で愛される大きなお祭りなのが良く伝わった。音楽のジャンルはというと、ラテンから実験的なもの、オールディーズカバー等幅広く、突如フランダース地方の民謡と思われる歌を合唱しだしたり、ジャンルの垣根を超えてその場の空気を楽しんでいた。

3時就寝、眠い目をこすりながら翌日は隣町のブルージュを観光。ビエンナーレ開催中で、戦後も忠実に再現して復興されたという昔ながらの可愛らしい家々と、アート作品との対比が印象的だった。

ベルギーは誰もが4カ国語以上話せるというコスモポリタンな場所ながら、自国の伝統と歴史が大切にされていて、案内してくれた同僚の方と話していても、その自尊心と愛国心が伝わってくる。むしろ多言語というものを武器として、知識と教養によってヨーロッパの歴史を力強く生き延びてきたのかもしれない。ますますベルギーへの尊敬の気持ちが強くなった。

Colors of France

毒々しい記事が続いたところで、最近の素敵な旅行記を。

二週連続で、フランスとベルギーに行ってきた。イギリスの素晴らしいところは、東京から名古屋大阪間ぐらいの感覚でショートトリップができるところ。事前に予約したりLCCを利用すれば、新幹線代より安く行ける場所もある。

One of the lovely things about UK is the proximity to all the wonderful cities of Europe. Recent weekends have been filled with gorgeous trips to France and Belgium;

フランス

ロンドン中心のSt.Pancrasから電車で二時間ちょっと、パリへ到着。フランスの最大の魅力は、イギリスの食生活を離れ、束の間胃袋が贅沢できるところ。今回はフランスの革命記念日&ワールドカップ決勝というお祭り騒ぎで街がごった返していたので、都会の喧騒を避けてフランス日帰り旅行へ。

エトルタ

イギリス方向へ逆戻り、ノルマンディー地方の海沿いの町。パリからは車で二時間ほど。美しい崖(同じ崖でもイギリスのとは色が違う、、気のせい?)と、輝く海を飛び交うカモメ。砂じゃなくて砂利なのでひんやり座り易く、のどかな午後を過ごせた。ちなみにパリ発は午後4時、ヨーロッパは夏は夜10時迄昼間の明るさなので、それでも充分満喫。

The beautiful seaside town of Étretat. Gazing at the UK from the other side…

ジヴェルニー

モネが住んでいた家へ。そっくりそのまま絵の世界に入ってきたような鮮やかな庭園は圧巻。そして絵で有名な睡蓮。

 

意外だったのは、モネが大の浮世絵コレクターだったという事。一部屋だけでなく、家中ほぼ全ての部屋の壁が浮世絵で埋め尽くされていた。ジャポニズムと印象はとの関係はかなり奥が深い。

The house of Monet in Giverny.  The word picturesque is not enough  to express this grandeur of nature’s colours, not to mention the water lily garden. What was surprising was his vast collection of Japanese prints, adorning the wall sod almost every room in his house.

最終日には、行ってみたかったLumier へ。壁、床全体にプロジェクションされたクリムトの煌びやかな色合いに包まれた。

 

 

次回はベルギー旅行記です。

Next up is Belgium trip!

 

要塞の町、ルクセンブルクに閉じ込められる

旦那の出張に便乗シリーズ、アジア、ヨーロッパと結構多くの国に行く機会に恵まれている。普段の旅行では計画しないような場所も。今回は特にマニアックな場所、ルクセンブルクを訪れた。神奈川県ほどの大きさというこの公国は、小さいながらもベルギー、フランス、ドイツに囲まれたコスモポリタンな場所。経済活動、産業も盛んで、ある意味ヨーロッパの中核といった部分もあるようだ。

今回楽しみにしていたのは、クリスマスマーケット。昨年ウィーンで過ごしたクリスマスでは、町中で展開されるマーケットを巡りホットワインで温まるのが至福の瞬間だった。ドイツを中心としたこのマーケットは、日本でいう夏祭り(の冬バージョン)のような季節の風物詩なのだろう。夏は夜10時ごろまでは明るいヨーロッパだが、冬は4時には真っ暗になってしまう。だからこそ、ライトアップされた賑やかなマーケットが人々の心に活気をもたらすのだろう。

滞在初日は旦那が一日仕事だったので、一人でNational Museum of Art and Historyへ

中世の宗教絵画から、ベルギーやオランダのレンブラントなどの作品、印象派から近代まで、程よい数のセンスのいいコレクション。お店に置いてあるもの全部欲しくなる系のセレクトショップに来たような感覚だった。驚いたことにこのミュージアム、地下5階まであり、紀元前まで遡った遺跡や発掘品まで展示してあり、予想外にボリュームたっぷり。

その後は、旦那と一緒だと呆れられるので、一人の時にここぞとばかりにショッピング。

翌日は町の歴史博物館に行き、その後クリスマスマーケット巡り。

ホットワインに蜂蜜のリキュールを入れたバージョンが最高。

長すぎる名前の食べ物(グロンペルキッシェルシェル)、玉葱とジャガイモを揚げたハッシュドポテトでした。日本人にはこれだけで夜ご飯十分なぐらい。

小さな町なので、3日間もいればすっかりお馴染みの通りを何度も通ることになり、さて帰ろうかと思った矢先 …

帰りの飛行機が欠航。

原因は雪で、ヨーロッパは慣れたもんで通常運行している中、イギリスでは大パニック。これがイギリス。夏の暑すぎる日でも、多めの雨が降っても、ちょっとでも『通常』から外れると交通機関が停止。この融通が利かない不便なところが、イギリスの最大の難点。。という事情を知り尽くしている私たちなので、速攻で別のホテルを探し、延長された滞在期間を楽しんだ。

そのおかげで行けたのがNotre Dame Cathedral 色々な教会を巡って来た中でも、とっても穏やかで優しい雰囲気が漂っていた。

古くから要塞の町として様々な戦争から身を守って来たルクセンブルク。その形跡と現代アートが融合する小高い丘にある、Mudam Luxembourg Modern Art Museumも訪れた。 ここで見たSu-Mei-Tseというルクセンブルク生まれのアーティストの作品がとても良かった。これもまたセンスの良いセレクトショップに来たかのようで、全部の作品がツボだったのだ。

延泊したホテルも当たりで、小さな民家を改装したブティックホテルだった。可愛らしくて心地よい。Hotel Maho Rive droite かなりオススメです!

ということで、予定していたフライトから2日後のお昼、やっとイギリスへ帰還。

要塞の町に文字通り閉じ込められたような経験だったが、こんな素敵な場所だったら閉じ込められても苦じゃない。むしろファンタジー溢れる素晴らしい滞在になった。

ちなみに最終日はルクセンブルクの回転寿司屋へ。味は最高にイマイチだったけど、雰囲気はお洒落なバーというかんじ。

 

Moroccan Colors and Trance

English follows

【一言】

すっかりサボってしまっていたブログ、、ここからは、なるべく毎週更新するように心を入れ替えていきます…。まずは、一ヶ月も経ってしまったモロッコの旅ブログから。

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数千年前から変わらない市場の光景。

三角に盛られた香辛料、積み上げられた絨毯、様々な模様の描かれたお皿、タジン鍋…

モロッコは何年も前から行ってみたかった場所だった。実際に今回訪れてみて、期待以上なところも、その期待を裏切られた部分もあった。

期待以上だった部分は、見るものの美しさ。モロッコ芸術のインテリア、伝統工芸、食事の色彩、細部にこだわる模様や、光の芸術。ハマムやアルガンオイル、香料等、こんなにも文化を五感で吸収できる国はなかなか珍しい。

マラケシュの伝統衣装、カフタン
Kaftan costume from Marrakech

逆に期待を裏切られた部分は、モロッコ旅は決して安くない、ということ、、

日本人にとっては買い物天国なマラケシュのスーク。値段交渉が現地独特の文化だというが、『グッドウィルは循環するネ、アナタ好意でわたしにたくさんお金くれる、私その好意を広げていくアルね』と片言の英語で丸め込まれ、『何だかいい話~』とほだされている間に気付いたら散財している。厳しい気候の砂漠地帯で、サボテンのように生き抜くために長年培われてきたモロッコ人の精神なのかもしれない。砂漠から出稼ぎに来ているというターバンぐるぐる巻きのアラジンみたいな人たちも沢山いた。

この時期にモロッコを訪れた理由は、海沿いの街エッサウィラで開催される、北アフリカ・モロッコの伝統音楽、グナワ音楽のフェスティバルが目的。歌声と太鼓(トゥベル)、三線(ゲンブリ)、鉄製カスタネット(カルカバ)で編成されるこの音楽は、儀礼や療法としても使われる元祖トランス音楽。

フェス開催中のエッサウィラに到着すると、寝袋を背負ってモロッコの地方や周辺諸国から来た若者たちで溢れていた。西洋人はごくわずかで、ほとんどバックパッカー、ドレッド率高い。

 

その雰囲気が今までいったフェスと様子が違ったのは、ここはイスラム圏であると言うこと。そのためアルコールを飲んでいる人がいない、カップルも珍しい。純粋に音楽に浸りに来ているようだった。

エッサウィラに行く前に滞在したマラケシュのリヤドで流れていたとある歌が耳に引っかかり、ヒンディ・ザラというモロッコ人女性歌手であることを知ったのだが、タイミングよくグナワフェスにも出演していたため、彼女のライブを見ることができた。町中の円形劇場のバルコニーに絨毯が敷き詰められ、座るのはオットマンのモロッコクッション、という可愛らしいセッティング。ソフトな弾き語りかな、と思いきや、バンドのグナワ、レゲエ音楽のビートと共に髪を振り回すヒンディ。フランスで音楽賞を得るなど人気になった彼女だが、自身のルーツを大事にしているのが伝わって来た。

そしてメインステージのグナワ音楽の巨匠たちによるライブ。何十人もの人たちがカルカバでリズムを刻み、コール&レスポンスのようにメインの歌を追うように観客も踊りながら歌う。何度も言うが本当にクリーンな雰囲気、酔っ払いゼロ、ゴミもなく、輪になって踊っていたりして微笑ましい光景。リズムはシンコペーション、あるいは三拍子といったところで、その絶妙なハズし方はまさにジミーヘンドリクスやボブマーリー、70年代のロックに影響を与えたに違いない。

楽器屋に立ち寄ると、店主たちがジャムセッションをしている。三線を弾かせてもらうと、自然にリズムと歌を合わせてくれる。決まった曲も歌詞もなく、その場のグルーヴで何時間も続けていられそうだった。お店の楽器は全て店主の手作りで、何世代にも渡ってこの小さな港町で楽器を作り演奏し続けている。

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数千年前、著作権もシングルチャートもない時代からずっと変わらない音楽。きっと食事や会話のように自然に生活の一部になっているのだ。

この旅で気づいたことは、普段自分が考えている『音楽』とは、本来の音楽の軸からかけ離れた、後付けされた軽薄なラベルでしかないということ。

自分の名声のためにいい曲を作りたいと考えを巡らす、視聴回数、再生回数を増やすためにミュージックビデオやソーシャルメディアを研究する、、音楽がビジネスになっていること自体、究極を言えば空気を売っているようなもので、その虚構の発想に振り回されて来たのだ。

ラベルを取り払って核に見えたものは、『時間の共有』と言う、音楽が与える恩恵。

モロッコの砂と風の中で、こんなにも純粋な音楽の原点を見つめ直すことができた。

A thousand year-old souk, colorful cones of spices, pattern on plates, tan pots…

Morocco has been on the top of my bucket list for a long time. Last month, I finally made it there and the experience exceeded my expectation.

The Moroccan interior was stunning, and the traditional craftsmanship was refined and detailed. So many colors-food, patterns on the walls, and lights. Bath houses and Argan oils, scents of Frankincense…

Although the bargaining at the markets were a bit tough, I felt as if that has been the way of survival in the harsh desert conditions and ethnic diversities of this amusing country.

The main reason for visiting Morocco this time was year was to experience the festival of the traditional music of Northern Africa and Morocco; Gnaoua. Formed of voice and three instruments―percussion made of Goat’s skin Tbel, three-string guitar Guembri, and metal castanets Qarqaba―Gnaoua music has been an important part of rituals as one of the oldest trance music.

Arriving at the seaside town of Essaouira where this annual festival was held, the streets were filled with local backpackers and a few Westerners with dread-locks. What made the atmosphere so different from all the other festivals I’ve been to was that because of the Islamic culture, were no alcohol, and couples were rarely seen except families. People were there simply to immerse themselves in music.

I heard a song in the Marrakech riad that caught my attention, and found out the singer was performing at this festival the next day. Luckily we had a chance to see her, a Moroccan singer-songwriter who became successful in France, Hindi Zahra. The venue was the rooftop of a small colosseum, adorned with colorful carpets and ottomans. I thought it would be a soft acoustic set, but the band’s groove progressed from Reggae to Gnaoua beats, joined by the Sahara dancers and the singer herself dancing passionately in the middle of the stage. I felt her loyalty and passion for her roots as a Moroccan throughout the set.

More traditional performances were seen on the main stage at the entrance of the town. dozens of men were synchronizing with their qarqaba beats, syncopated or in a fast 3/4, heads spinning with their decorative hats, voice of call and response with the audience. I could see the connections with the 70’s rock musicians like Jimi Hendricks and Zeppelin.

Jam sessions were held in instruments shop, and even when a little Japanese came in they let me play the Guembri, and the session seemed to go on for hours.

Everything about this has remained the same for thousands of years, when there were no copyrights nor billboard charts, a natural part of their lives like conversation and eating.

what I discovered through this trip was that music that I see today is far from the core, only small labels that’s been attached with fickle concepts.

Let’s be honest, I write songs for my own fame, I rack my brain to come up with ideas on how to increase numbers of plays and social media activites…music as a business is ultimately the same as selling something like air, and we are all manipulated by this fabricated concept that music’s value is in a petty thing such as money.

What I saw after taking those small labels covering the core of music off, was the blessing of music; how it allows us to share time.

In the midst of the Moroccan breeze, I was able to re-discover this simple philosophy of music.

ヨーロッパのクリスマスの過ごし方

ヨーロッパの冬は夜が長い。夏は夜10時ぐらいまで明るいのに対して、冬になると一気に陽が短くなる。その特徴が生かされたものが、11月末ごろからドイツなどヨーロッパ各地で開催されるクリスマスマーケットだ。ライトアップされたマーケットに、様々な食べ物やドリンクが並び、香ばしい香りと明かりで、寒くて暗い街がいっきに活気で溢れる。

東京でも六本木ヒルズや横浜などで見かけたこのマーケットの本場を見たい!ということで、今年のクリスマスはオーストリアのウィーンを訪れた。


街中の角を曲がるたびに、色々なクリスマスマーケットに遭遇する。この時期のとっておきのドリンクは、ホットワイン。シナモンとフルーツの甘い味であたたまる。ビールフェスなどと同様マグカップはデポジット式で、欲しければ記念に持って帰れる。

こちらはエッグリキュールの入ったホットドリンク。ブーツ型のマグカップもお土産として可愛い。

今まで訪れた街の中で、こんなにクリスマスらしさを味わえる場所は初めて。街を散策し、マーケットを堪能、ウィーンのワルツを聴き、名物料理のシュニッツェルやソーセージを食べる。。ヨーロッパのクリスマスは、お腹いっぱいになるぐらいの魅力で溢れていた。

〜旅行編〜プラモデルの隠れ聖地、ハンブルク

結婚記念日に訪れたハンブルク。(グではなくクであることは、ネット検索していて知った)

美しい港の景色や貿易商のお金持ちの豪華な家、倉庫街など観光の見所がたっぷりだが、今回意外な穴場スポットを発見した。img_8663 img_8657

だいたい知らない場所に行くと、Tripadvisorのランキングトップにとりあえず行ってみるのだが、ハンブルクのトップはミニチュアミュージアムという場所だった。

ドイツやヨーロッパの都市のミニチュアが見れるというので、東武ワールドスクエアみたいなものね(行ったことないけど)と思っていたが、更に予想を上回るクオリティだった。

日本のプラモデル好きには絶対たまらない、細かすぎるミニチュアの世界。

img_8610モデルには仕掛けがあり、人が動いたり、コンサートが始まったり、飛行機が飛んでいったりと、次から次へと驚きの連続。img_8621img_8637

img_8630更には数分おきに朝~夜とミュージアム内の明るさが変わり、夜にはネオンの光がついたりオフィスが消灯されたりと、とにかく芸が細かい!!img_8611img_8613

これほどのこだわりと細かさを演出できるのはドイツ人か日本人ぐらいだな、

よく『ドイツ人は日本人と気質が似ている』と言われるのをここで実感したのだった。

〜旅行編〜魅惑のモスクワ

モスクワ旅行の準備には、他の国に行くよりも準備に手間がかかった。まずは観光ビザ。事前にロシアビザのオフィスで申請しなければいけない。

日本人は審査はそんなに厳しくはないが、イギリス人だと質問事項が増えたり、費用が高かったりとパスポートによって差があるようだ。

そして防寒具の買い出し。これはロンドンのユニクロが大活躍だった。実際に現地ではヒートテック4枚重ねでちょうどいいぐらいだった。

そうして吹雪のモスクワ観光が始まったのだが、本当に魅力的な街だった。

img_0146この可愛らしい寺院のデザインで有名な、赤の広場のSaint Basil’s Cathedral.

外からは壮大に見えるこの教会は、中に入ってみると一転して小さくおごそかな空間が広がる。

16世紀にこの教会の建設を依頼したイヴァン4世は、デザインをあまりにも気に入ったため、他で同じコピーを作らせないように建築士たちを盲目にさせたとの逸話もあるほど。

ロシアといえばマトリョーシカでしょう!ということで、沢山のマトリョーシカが見れるヴェルニサージュ市場を訪れた。

img_8512分かり易いぐらいに市場の入り口から遠ざかるにつれてマトリョーシカのクオリティも値段もどんどん高くなっていき、後ろの方のお店では一個USD㌦400という値段で売られていたほど!

顔もそれぞれ違ってみていて楽しかったが、戦利品として持ち帰ったのは、スターウォーズファンの父へのお土産としてこちらのマトリョーシカだった。img_8513

そしてロシアの食事といえばボルシチ。ビーツの味がしみ込んでいて甘さも絶妙だ。そして寒さ対策なのか、思ったよりニンニクが強烈。こちらのレストラン、カフェ・プシュキンは、数々のロシアの著名な文豪たちが日々討論を交わした場所としても有名で、重厚でシックな内装だった。

pkif7994モスクワで最も感動したのは地下鉄の美しさ。いくつもの駅に降り立って眺めていられるほど、寒さをしのげるこの豪華な地下の美術館に魅了された。img_0211大好きなウォッカも吞めたし、ロシア人の言う『キャビア』はイクラで、日本で言う『キャビア』は信じれない程バカ高いということも知れたし、あらゆるロシアを堪能できた。またぜひ訪れたいと思う場所だ。次回はサンクトペテロブルグに行ってみたい。

〜旅行編〜マルタ島地元の秋祭り

秋も深まる頃に訪れた、イタリア南のマルタ島。イギリスではコートが必要になってきていたが、こちらではまだサンダルにショーツでも過ごし易い快適な温かさだった。

img_8145この国を訪れるのは初めてではない。大学生のときに友人たちと『きっとマルタ島なんて行く機会も人生で今後ないから』という理由で選んだのだが、現在は主人が頻繁に出張で行っている国だ。

地中海の真ん中という場所柄、歴史の中であらゆる争いに巻き込まれて来たマルタ。特に宗教を巡っては、トルコのイスラム教と、イタリアのキリスト教との間で何百年にも渡ってマルタ騎士団たちが立ち向かって来た。この場所を制覇することで、国の勢力が大きく変わってくる。

中心地のバレッタには美しい教会があり、その黄金の内装は、まさにその騎士団の栄光を讃えていて圧巻だった。

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旧市街のメディナには、サンドストーンの淡い色の建物が並び、地中海の風の中で幻想的な雰囲気を醸し出していた。img_8195

個人的に家々の扉のハンドルデザインが気に入った。niwi4526

ちょうどこの日は、年にたった2回という地元の秋祭りの日だった。

Notte Biancaと題し、遅くまで美術館などが無料で開放されていて、通りは屋台で賑わっている。

img_8216 img_8205 img_8236アートや音楽にも力を入れているらしく、ペインティングイベントや地元のコーラスの歌声なども聴こえてきた。

若いティーンエイジャーたちはドレスアップしてデート、ファミリーは人ごみの中バギーを引っ張って楽しんでいた。

このちいさな地中海の島で日本の秋祭りを思い出し、少し懐かしくもある光景だった。