日本ホームシック現象

2014年にシンガポール、今年からイギリスと引っ越して来て、ふと気付いたことがある。

それは、日本から距離が離れるほど、日本へのホームシック現象が大きくなるということ。

ホームシックといっても、帰りたいシクシク、というものではなく、日本のあらゆるもの(サービス、文化のクオリティ、特に食)がたまらなく眩しく思えてくるのだ。

手に届かない程魅力的に思えてくるのかもしれないが、これは異常なほどに顕著に見られる。

例えば日本食。日本に住んでいたときは和食にこだわっては料理をしていなかったが、今では和食本を日本から取り寄せてまで毎日のように日本食を作っている。

蕎麦などは勿体なくてお店でもないのに自宅で蕎麦湯を吞んでしまうほど。。

そして外出時でも、ロンドンの和食屋を探してしまう。日本で一人ラーメンはまず行かないが、ロンドンで用事があるときは余裕で一人ラーメンランチをする。

電車が時間通りに来ることも、コンビニのサンドイッチが普通に美味しいことも、イギリスではまるで奇跡。

この雨の多い国で『雨だから』と洪水もしていないのに電車が止まったり、パッサパサの味気ないコンビニのサンドイッチしかなかったり、毎回小さく心が折れそうになりながら、

改めて日本の素晴らしさを痛感するのだ。

日本は仕事が細かくてきっちりしているが、その分良い意味でも悪い意味でも、視野がとても近いのかもしれない。だからこそこのぐらい離れてみると、日本のことを客観的に見れて、世界基準から観てもどれだけ素晴らしい国か、あらゆる意味で異質か、そして食文化の優秀さをかみしめることができるのだ。

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醤油、ごま油、みりん、味噌まで、イギリススーパーの日本調味料シリーズ。 豚肉薄切りが売っていないのでベーコンを代用。
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ロンドンでは日本酒(sake)とラーメンというオシャレ食なイメージ。
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素晴らしすぎる日本食屋さん、Wazen.しかし発見してすぐに閉店してしまって残念すぎる!