ヨーロッパのクリスマスの過ごし方

ヨーロッパの冬は夜が長い。夏は夜10時ぐらいまで明るいのに対して、冬になると一気に陽が短くなる。その特徴が生かされたものが、11月末ごろからドイツなどヨーロッパ各地で開催されるクリスマスマーケットだ。ライトアップされたマーケットに、様々な食べ物やドリンクが並び、香ばしい香りと明かりで、寒くて暗い街がいっきに活気で溢れる。

東京でも六本木ヒルズや横浜などで見かけたこのマーケットの本場を見たい!ということで、今年のクリスマスはオーストリアのウィーンを訪れた。


街中の角を曲がるたびに、色々なクリスマスマーケットに遭遇する。この時期のとっておきのドリンクは、ホットワイン。シナモンとフルーツの甘い味であたたまる。ビールフェスなどと同様マグカップはデポジット式で、欲しければ記念に持って帰れる。

こちらはエッグリキュールの入ったホットドリンク。ブーツ型のマグカップもお土産として可愛い。

今まで訪れた街の中で、こんなにクリスマスらしさを味わえる場所は初めて。街を散策し、マーケットを堪能、ウィーンのワルツを聴き、名物料理のシュニッツェルやソーセージを食べる。。ヨーロッパのクリスマスは、お腹いっぱいになるぐらいの魅力で溢れていた。

〜旅行編〜プラモデルの隠れ聖地、ハンブルク

結婚記念日に訪れたハンブルク。(グではなくクであることは、ネット検索していて知った)

美しい港の景色や貿易商のお金持ちの豪華な家、倉庫街など観光の見所がたっぷりだが、今回意外な穴場スポットを発見した。img_8663 img_8657

だいたい知らない場所に行くと、Tripadvisorのランキングトップにとりあえず行ってみるのだが、ハンブルクのトップはミニチュアミュージアムという場所だった。

ドイツやヨーロッパの都市のミニチュアが見れるというので、東武ワールドスクエアみたいなものね(行ったことないけど)と思っていたが、更に予想を上回るクオリティだった。

日本のプラモデル好きには絶対たまらない、細かすぎるミニチュアの世界。

img_8610モデルには仕掛けがあり、人が動いたり、コンサートが始まったり、飛行機が飛んでいったりと、次から次へと驚きの連続。img_8621img_8637

img_8630更には数分おきに朝~夜とミュージアム内の明るさが変わり、夜にはネオンの光がついたりオフィスが消灯されたりと、とにかく芸が細かい!!img_8611img_8613

これほどのこだわりと細かさを演出できるのはドイツ人か日本人ぐらいだな、

よく『ドイツ人は日本人と気質が似ている』と言われるのをここで実感したのだった。

〜旅行編〜魅惑のモスクワ

モスクワ旅行の準備には、他の国に行くよりも準備に手間がかかった。まずは観光ビザ。事前にロシアビザのオフィスで申請しなければいけない。

日本人は審査はそんなに厳しくはないが、イギリス人だと質問事項が増えたり、費用が高かったりとパスポートによって差があるようだ。

そして防寒具の買い出し。これはロンドンのユニクロが大活躍だった。実際に現地ではヒートテック4枚重ねでちょうどいいぐらいだった。

そうして吹雪のモスクワ観光が始まったのだが、本当に魅力的な街だった。

img_0146この可愛らしい寺院のデザインで有名な、赤の広場のSaint Basil’s Cathedral.

外からは壮大に見えるこの教会は、中に入ってみると一転して小さくおごそかな空間が広がる。

16世紀にこの教会の建設を依頼したイヴァン4世は、デザインをあまりにも気に入ったため、他で同じコピーを作らせないように建築士たちを盲目にさせたとの逸話もあるほど。

ロシアといえばマトリョーシカでしょう!ということで、沢山のマトリョーシカが見れるヴェルニサージュ市場を訪れた。

img_8512分かり易いぐらいに市場の入り口から遠ざかるにつれてマトリョーシカのクオリティも値段もどんどん高くなっていき、後ろの方のお店では一個USD㌦400という値段で売られていたほど!

顔もそれぞれ違ってみていて楽しかったが、戦利品として持ち帰ったのは、スターウォーズファンの父へのお土産としてこちらのマトリョーシカだった。img_8513

そしてロシアの食事といえばボルシチ。ビーツの味がしみ込んでいて甘さも絶妙だ。そして寒さ対策なのか、思ったよりニンニクが強烈。こちらのレストラン、カフェ・プシュキンは、数々のロシアの著名な文豪たちが日々討論を交わした場所としても有名で、重厚でシックな内装だった。

pkif7994モスクワで最も感動したのは地下鉄の美しさ。いくつもの駅に降り立って眺めていられるほど、寒さをしのげるこの豪華な地下の美術館に魅了された。img_0211大好きなウォッカも吞めたし、ロシア人の言う『キャビア』はイクラで、日本で言う『キャビア』は信じれない程バカ高いということも知れたし、あらゆるロシアを堪能できた。またぜひ訪れたいと思う場所だ。次回はサンクトペテロブルグに行ってみたい。

〜旅行編〜マルタ島地元の秋祭り

秋も深まる頃に訪れた、イタリア南のマルタ島。イギリスではコートが必要になってきていたが、こちらではまだサンダルにショーツでも過ごし易い快適な温かさだった。

img_8145この国を訪れるのは初めてではない。大学生のときに友人たちと『きっとマルタ島なんて行く機会も人生で今後ないから』という理由で選んだのだが、現在は主人が頻繁に出張で行っている国だ。

地中海の真ん中という場所柄、歴史の中であらゆる争いに巻き込まれて来たマルタ。特に宗教を巡っては、トルコのイスラム教と、イタリアのキリスト教との間で何百年にも渡ってマルタ騎士団たちが立ち向かって来た。この場所を制覇することで、国の勢力が大きく変わってくる。

中心地のバレッタには美しい教会があり、その黄金の内装は、まさにその騎士団の栄光を讃えていて圧巻だった。

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旧市街のメディナには、サンドストーンの淡い色の建物が並び、地中海の風の中で幻想的な雰囲気を醸し出していた。img_8195

個人的に家々の扉のハンドルデザインが気に入った。niwi4526

ちょうどこの日は、年にたった2回という地元の秋祭りの日だった。

Notte Biancaと題し、遅くまで美術館などが無料で開放されていて、通りは屋台で賑わっている。

img_8216 img_8205 img_8236アートや音楽にも力を入れているらしく、ペインティングイベントや地元のコーラスの歌声なども聴こえてきた。

若いティーンエイジャーたちはドレスアップしてデート、ファミリーは人ごみの中バギーを引っ張って楽しんでいた。

このちいさな地中海の島で日本の秋祭りを思い出し、少し懐かしくもある光景だった。