歴史と気品溢れるスタジオ

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そのスタジオは、ロンドン北部の閑静な住宅街にあった。

イギリスの家は、築30年で若い方。300歳にもなる老舗物件がゴロゴロあり、それぞれの歴史と伝統を物語る。

この家は、エドワーディアン時代(1900年〜1910年頃)のスタイルを誇る、高い天井、大きな窓と木造の美しい建物。代々受け継がれて来たというこの家は、クラシック音楽好きの家主によって音楽スタジオとして貸し出されている。

リハーサル、撮影、レコーディング、ライブまで、幅広く使える施設として、ミュージシャンたちに愛されている様子が家の端々から伝わって来た。

フルコンサイズのグランドピアノからは、重厚な音が鳴る。普段キーボードで練習しているので、久々に生ピアノを触る。

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今回は、リリース予定のEPの楽曲達をピアノ弾き語りで録音するという撮影だった。カメラアングルを何パターンか変えて、3曲の曲たちを何度か録音していく。

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だんだんと感情移入していく中で、このピアノと空間に溶け込んでいけるような、贅沢な時間だった。こんな場所をリハスタとして使えるなんて、やっぱりロンドンは最高だ。